日本惑星科学会秋季講演会予稿集
日本惑星科学会2007年秋季講演会予稿集
セッションID: 301
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オーラルセッション 8 衝突・月物理探査
9月27日(木) 9:00-10:39
高出力レーザーによる球状飛翔体の加速:秒速10km以上の実現
*門野 敏彦重森 啓介藤岡 慎介大谷 一人佐野 孝好坂和 洋一疇地 宏尾崎 典雅木村 友亮宮西 宏併遠藤 恭荒川 政彦中村 昭子杉田 精司松井 孝典
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抄録
阪大レーザー研GXIIレーザーを用いて弾丸飛翔体の加速実験を行った.球状の飛翔体に高出力レーザーを照射した.X線バックライト法により,レーザー照射によってガラス球が加速される様子の観測に成功した.ガラス球はおよそ秒速13kmに加速されていることが分かった.また,衝突により発生する蒸気からの自発光の分光計測では,ガラスに含まれるCaO由来と思われるCaOの輝線が観測された.
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© 2007 日本惑星科学会
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