埼玉理学療法
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研究と報告
早期スポーツ復帰を目指した膝前十字靭帯再建術とリハプロトコール
佐野 千絵工藤 昌弘中濱 正利佐野 勇介下村 景太佐野 芳一楢松 雅裕橋本 視法
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2005 年 12 巻 1 号 p. 47-51

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抄録

当院では膝前十字靭帯断裂に対しての再建術として,平成12年6月よりDouble-Looped Semitendinosus and Gracilis Graft(以下DLSTG)移植術を採用している。リハは術前より介入し,術後翌日より全荷重許可,膝装具不要,14日以内の独歩獲得を基本方針とするプロトコールを作成した。プロトコールを実施し,術後4ヶ月以降膝の安定性および全可動域の獲得,大腿部筋力の患健比(健側の80%以上)の回復,競技に必要な能力の獲得が確認され次第主治医が許可し,早期スポーツ復帰が可能となった。

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© 2005 社団法人 埼玉県理学療法士会
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