公益事業研究
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現況論文
PFI事業におけるVFMの源泉に関する実態分析
森山 真稔
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2023 年 74 巻 2 号 p. 13-22

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抄録

わが国をはじめ、PFI(Private Finance Initiative)による公共事業を実施している国では、その事業の効果を測る指標としてValue For Money(VFM)という数値が用いられることが一般的となっている。VFMはPFIの導入によって削減される財政支出額の大きさを表す指標であり、先行研究によれば、PFIが持つ①性能発注、②一括発注、③複数年契約、④包括契約、⑤リスク対応、⑥競争、⑦モニタリングという7つの要素から生み出させるとされている。一方、VFMの源泉については、上記のような抽象的な要素は示されているものの、実際の事業で行われている取組みに関する具体的な事例はほとんど示されていない。本稿では、実際のPFI事業において民間事業者が提案した取組みの中から、審査講評において特に高い評価を得ているものを抽出し、事業管理者へのアンケート調査を通じて、提案に基づく取組みの①実施状況、②詳細な内容、③実施効果、そして④競争環境を生み出すための施策の実施状況の4つの観点から評価・分析を行った。

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© 2023 公益事業学会
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