医療の質・安全学会誌
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報告
看護職者の能力を活かしあう 看護管理のありかたに関する研究 −アクションリサーチによりSHIENマネジメントを適用した 人材育成システムに関する実践報告−
吉越 光代
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2018 年 13 巻 4 号 p. 391-402

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抄録
病院で職員が満足を持って働き続けられる環境要因の一つにコミュニケーションがある.実践的なコミュニケーション理論では,感情活用能力は組織の対人関係を円滑にし,お互いの相互理解を深め感情を理解し調整できる能力と定義している.組織や人の調整役を担う看護管理者はこの能力が必要と考えるが,本報告の対象の看護管理者はお互い疎遠な関係性であり協働体制が取れず,看護スタッフの働く意欲や組織全体の沈滞,看護職員離職率の高さにまで影響し,この能力が高いとはいいがたかった.そこで,看護管理者を対象に感情活用能力向上に向けた研修(SHIENワークショップ)を実施した.結果,看護管理者の感情活用能力の向上,互助の行動が促進されて,職員満足度が向上し,看護職員定着率の向上,経営参画などが実現できた.「看護管理者のマネジメント能力」の改善は,組織の要となる部分の改善を意味し,協働での成果は自己成長,組織活性化へと繋がることが実証できた.
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