医療の質・安全学会誌
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報告
国立大学附属病院における全死亡事例把握に関するアンケート結果
深見 達弥北野 文将近本 亮生野 芳博林 達哉中村 京太大德 和之小林 和幸大友 千賀小沼 利光前田 光男渡谷 祐介嶋田 沙織吉松 裕子田中 和美原田 直樹岡本 博幸鈴木 純森下 幸治川勝 美樹荒神 裕之江本 晶子松本 早苗安田 ちえ森山 秀樹小田 浩美森岡 浩一
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キーワード: 全死亡報告, 把握方法
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2023 年 18 巻 4 号 p. 420-427

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抄録
2015年の医療法の改正により,死亡事例を全例把握することが特定機能病院承認要件の一つとなった.死亡事例の確認内容や把握後の判断プロセスについては各病院に任されているのが現状である.国立大学附属病院医療安全管理協議会に参加している大学病院において全死亡事例把握の現状と標準化を行う上での問題点などについて調査するためアンケートを行った.それぞれの病院で死亡事例への取り組み方は異なっており,現時点での画一的な標準化は困難と考えられる.しかし,他の病院がどのような取り組みを行っているのかを共有することにより,死亡事例把握の質向上につながるものと考えた.
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