社会学評論
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大正期労働者の家族と稼得構造
伊賀 光屋
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1979 年 30 巻 2 号 p. 43-59

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抄録
本稿は、家族構成と稼得構造の分析により、大正期労働者の家族生活の状態を明らかにする。当時の労働者のなかには、都市に定住し、家族生活を営むものもでてきた。そして、この時期には職工がスラム生活から離脱し、単純労務者とは異質な階層を形成してきていた。しかし、いずれにせよ、これら労働者家族は、核家族構成をとろうとも、直系制家族の一周期段階にすぎないと考えられる。
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