日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
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原著
末期癌症例に対する在宅酸素療法の特徴と適応について
吉澤 明孝細川 芳文吉澤 孝之行田 泰明石黒 俊彦伊藤 みさ子
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2000 年 10 巻 2 号 p. 255-257

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抄録

在宅酸素療法(以下HOT)は,慢性呼吸不全の長期管理に低流量酸素投与が有効であることから普及してきた.しかし,最近では癌末期患者にもHOTを導入するケースの増加傾向がみられるようになった.当院における癌末期患者のHOTの特徴は,施行期間が短い,準備期間に余裕がない,流量が不安定で,多くなりやすいなどの特徴を有しており,現行の適応基準からはずれる点もみられ,癌末期患者のQOLに必ずしも沿うものではなかった.

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© 2000 一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
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