日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
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症例報告
スイミングキャップ着用によるマスクのリーク対策でNIPPVの効果が高められた肺結核後遺症の1症例
小野 江利子坂戸 光子山田 峰彦河西 富彦鈴木 一
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2001 年 11 巻 2 号 p. 317-320

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抄録

マスクのリーク対策によりNIPPVの効果が高められた症例を経験し,夜間装着中のリークの原因と看護について考察した.夜間装着時には,無意識の行動や寝返りによってマスクの装着状況にトラブルを生じることがある.入院中の状況を十分に観察し,適切なケアを行うことにより,治療の継続,自己管理という点からも治療効果を上げることにつながると考える.

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© 2001 一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
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