東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野
東北大学医学部第2外科
2001 年 11 巻 2 号 p. 313-316
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本症例はLVRSの手術適応があると診断されるも,手術への恐怖感と自覚症状が比較的軽度であったため呼吸リハと在宅酸素療法を続けてきたが,1年後に自覚症状の悪化によりLVRSを決断した.術後は1年間にわたり運動能・活動量が増加し,ADLや精神心理機能,HRQLにも改善が認められた.LVRSが重症肺気腫症例の肺機能,運動機能だけでなく,ADLや精神心理機能(不安),HRQLにも有効であったと考えられる.
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