大阪大学医学部附属病院集中治療部
2002 年 11 巻 3 号 p. 374-376
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非侵襲的陽圧換気(NPPV)はSurgical ICU ではARDSや心原性肺水腫以外に術後または抜管後の呼吸不全も対象となる可能性がある.大阪大学ICUで抜管後に1時間以上NPPVを施行された13例を検討した結果,10時間以内に再挿管となった症例と20時間以上NPPVを施行後再挿管に至った2群に分かれた.これは抜管基準と再挿管基準により影響を受けると思われ注意を要する.最近臓器移植後の呼吸不全に対する報告もなされており考慮すべき疾患群と思われる.
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