2002 年 11 巻 3 号 p. 361-373
\'96年8月より\'01年7月30日までに136件116人の急性期呼吸ケアにNPPVを用いた.またHOT80人中,在宅NPPVは27人,急性期導入において,各疾患ごと(COPD,気管支喘息重責発作,肺結核後遺症,心原性肺水腫,ALI/ARDS, 高齢者肺炎,ウィーニング,癌終末期)成功例失敗例で検討を行った.COPD(42件33人,成功率81%),肺結核後遺症(20件14人,成功率70%)でEPAPのみで有意差を得た.また在宅NPPVでは設定圧の見直しも必要であり,至適設定圧が予後に関連していると考える.