国立療養所八雲病院小児科
2002 年 12 巻 2 号 p. 186-190
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小児期発症の神経筋疾患における呼吸機能障害評価基準の課題として,まず,肺機能検査には,6歳程度の理解度を要する.また,発育障害や痩せも多く,体重に基づく指標や,年齢と身長(アームスパンで代用)を用いるBaldwinの式では不適切なことが考えられる.今後,児の肺や胸郭の発達も考えた呼吸機能障害のマネージメントに,呼吸機能評価をどのように活用するのか,本邦小児の標準値を蓄積しながら検討を要する.
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