新潟臨港総合病院呼吸器科 NiSDA (Niigata Sleep Disorders Association)
新潟大学大学院医歯学総合研究科内部環境医学講座 NiSDA (Niigata Sleep Disorders Association)
国立療養所西新潟中央病院呼吸器科 NiSDA (Niigata Sleep Disorders Association)
上越教育大学保健管理センター NiSDA (Niigata Sleep Disorders Association)
2002 年 12 巻 2 号 p. 250-255
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PSG検査でSASと診断された288例の患者のうち,生活習慣病を合併していたのは247例もあった.内訳は肥満症63%,高血圧50%,高脂血症38%,糖尿病型28%などであった.これら生活習慣病の多くは,AHIが高いほど合併率が高く,SASと生活習慣病の関係の深さを示していた.特に日本人をはじめ,東アジア人は顔面骨格の構造上,やせていてもSASになりやすいので,生活習慣のうち,とりわけ肥満に注意すべきである.
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