NPO日本呼吸器障害者情報センター
日本医科大学第4内科
2003 年 12 巻 3 号 p. 378-380
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HOT患者では,予後の延長,QOLの改善,ADLの拡大などを図るために酸素を吸入しながらの歩行運動が推奨されている.しかし,疾患の性質上,呼吸不全患者には高齢者が多く,運動機能も低下している.そこで患者の負担を軽減すべく,酸素ボンベの台車を引っ張る「酸素犬」を育成した.その結果,肉体的負担が軽減でき,患者は自由に外出できるようになった.日常生活においても安心感が増加し,犬とのスキンシップから精神的なケアの向上も認められた.
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