日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
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ランチョンセミナーⅣ
緩和医療の現状と今後の展望
下山 直人下山 恵美
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2004 年 14 巻 2 号 p. 218-222

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抄録

現状でのトピックスは,緩和ケアチームとオピオイドローテーションである.緩和ケアチームは2002年4月から診療加算が認められ,それに関する現状と問題点を取り上げた.オピオイドローテーションは,モルヒネを中心とした誰でもできるがん疼痛治療が普及した後,モルヒネ以外のオピオイドが導入されたことがきっかけである.これによって現在では患者に合ったオピオイドの選択が可能になりつつあると考えられている.

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© 2004 一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
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