イブニングセミナーⅠ
慢性呼吸不全に対する非侵襲的換気療法ガイドラインについて
2004 年 14 巻 2 号 p. 227-230
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2004 年 14 巻 2 号 p. 227-230
非侵襲的陽圧換気療法研究会による「慢性呼吸不全に対する非侵襲的陽圧換気療法ガイドライン」に基づき，拘束性胸郭疾患（Restrictive Thoracic Disease: RTD）およびCOPDを対象に，長期在宅NPPVの有効性に関して概説する．RTDでは，長期NPPVの有効性が明らかであるため高CO2血症があり自覚症状のある症例には積極的に導入し，COPDでは効果が期待できそうな症例を対象にして一定期間の試行期間後も継続できる場合に限って長期NPPVが処方されることになろう．
