東京医科大学内科学第五講座
2005 年 14 巻 3 号 p. 420-423
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運動と酸化ストレスの関係を基礎的および臨床的に検討した.ラットの持久力トレーニングでは横隔膜を含む骨格筋の参加能力の改善とともに,抗酸化能力も改善し,酸化ストレスに対する防御を増強する.COPD患者の呼吸リハビリテーションでは,呼吸機能の改善なしに,運動耐容能だけでなく抗酸化防御能の改善がみられ,骨格筋のトレーニング効果によるものと考えられた.今後,運動耐容能も抗酸化防御能も改善する効果的な運動療法プログラムの確立が期待される.
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