東北大学加齢医学研究所呼吸器腫瘍研究分野
2006 年 15 巻 3 号 p. 364-369
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薬剤耐性菌抑制を目的とした病院内採用抗菌薬数削減は逆効果のことが多く,最近の各種ガイドラインでは品目数を揃えながら1剤当たりの使用量を抑えること,不要・長期間の投与を抑えること,等の適正使用を薦めている.重症感染症例では高用量・短期間の抗菌薬投与が望ましいが,その際の選択薬には,従来からのカルバペネム薬に並んで注射用ニューキノロン薬の有用性が高く,交差耐性の少ないこの2系統を上手に使用したい.
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