独立行政法人国立病院機構東京病院呼吸器科
2006 年 15 巻 4 号 p. 520-528
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HOT機器とリスクマネジメントについて検討した.リスクは,機器の作動停止,加湿器のリーク,回路の屈曲閉塞,停電および液化酸素接続部凍結による酸素の不供給,災害など多岐に及んだ.リスク対応には,患者を中心とした医療機関,酸素業者の連携が欠かせない.HOT開始時の患者教育と日常点検,緊急時におけるHOT業者の迅速な対応が重要である.災害時には地域連携に基づく特別な対応を必要とする.また,病状の悪化は常に念頭におかねばならない.
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