同志社大学心臓バイオメカニクスセンター 医療法人大寿会病院
2006 年 15 巻 4 号 p. 529-534
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Cheyne-Stokes呼吸を伴う中枢型無呼吸症候群はしばしば収縮機能障害を伴う重症心不全でみられ,心機能を憎悪させる大きな原因となっている.われわれは長期の夜間在宅酸素療法が睡眠時無呼吸と心不全の改善にどのような影響を与えるかを多施設共同試験で評価した.12週間の臨床試験でHOTは心不全患者の生活の質を改善し,医療費の節減に寄与することが示され,本治療の慢性心不全の新しい非薬物療法としての展開が期待される.
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