東北大学保健管理センター 東北大学病院内部障害リハビリテーション科
2007 年 17 巻 2 号 p. 87-88
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呼吸理学療法の効果に関して生理的な検証を目的とし,用手的呼吸介助手技を慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者に行った.呼吸苦は緩和され,すべての肺気量は有意に減少したが,双方の変化量間の相関に有意性はみられなかった.口すぼめ呼吸時の呼吸抵抗を測定したところ,COPD重症者ほど抵抗が低下することがわかった.口すぼめ呼吸時に軟口蓋が鼻腔を塞ぐことを確かめた.呼吸理学療法の検証作業は今後も重要と考える.
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