日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
Online ISSN : 2189-4760
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17 巻 , 2 号
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シンポジウムⅠ
ワークショップ
  • 岡村 樹, 亀井 智子
    原稿種別: ワークショップ
    2007 年 17 巻 2 号 p. 101-102
    発行日: 2007/08/31
    公開日: 2017/04/20
    ジャーナル オープンアクセス
  • 太田 智裕
    原稿種別: ワークショップ
    2007 年 17 巻 2 号 p. 103-106
    発行日: 2007/08/31
    公開日: 2017/04/20
    ジャーナル オープンアクセス

    慢性呼吸不全とはPaO2が60Torr以下の状態であると定義されており,その基礎疾患を問わない.在宅酸素療法はそのなかでも高度呼吸不全患者が対象となる.COPD患者の酸素療法の最も重要な効果は,予後の延長である.医師は在宅酸素療法導入に際して,慢性呼吸不全患者に適切な酸素処方を行うためにさまざまな病態評価を行う.MSW,訪問看護師,ケアマネージャーとも情報を共有しながら,個々の患者の日常生活,社会背景を把握したうえで適切な酸素処方が可能になる.

  • 中田 隆文
    原稿種別: ワークショップ
    2007 年 17 巻 2 号 p. 107-109
    発行日: 2007/08/31
    公開日: 2017/04/20
    ジャーナル オープンアクセス

    呼吸リハは多職種によるチーム医療であり,医療場面の地域への移行が進むなか,情報連携の重要性が指摘されている.理学療法士は呼吸リハの一員として患者宅を訪問し,訪問時のアセスメントに基づき主に運動療法や療養生活相談,指導などを行う.取得した患者の情報は,内容を吟味したうえで電子メールを用いて情報提供することで地域連携が取りやすくなる可能性がある.呼吸リハの普及には,情報連携に関する職員教育も必要である.

  • 長濱 あかし
    原稿種別: ワークショップ
    2007 年 17 巻 2 号 p. 110-113
    発行日: 2007/08/31
    公開日: 2017/04/20
    ジャーナル オープンアクセス

    訪問看護を利用される慢性呼吸不全患者は,HOTやHMVの導入直後で機器管理や在宅療養に不安がある方,入退院を繰り返すような病状が不安定な方,重度呼吸不全の方,介護状況等に問題のある方などである.在宅では,導入期から急性増悪期までにかかる広いアセスメントが必要である.初期からの十分な情報収集のためには,病院を訪問し,主治医や担当看護師等と,顔の見える連携体制作りが大切である.このような連携の積み重ねにより,医師との信頼関係を築くことが可能であり,医師との連携により,さらに質のよい訪問看護が提供できる.

  • 上川路 信博
    原稿種別: ワークショップ
    2007 年 17 巻 2 号 p. 114-118
    発行日: 2007/08/31
    公開日: 2017/04/20
    ジャーナル オープンアクセス

    慢性呼吸不全の急性増悪時には,基礎疾患の把握,安定していた状態と現在の状態,急性増悪の原因などのアセスメントを行う必要がある.慢性呼吸不全の基礎疾患には肺気腫,慢性気管支炎,肺結核後遺症,肺線維症,気管支拡張症,塵肺などがある.それぞれに呼吸不全のメカニズムが異なり,その治療戦略も異なるためその把握は重要である.また,現在の状態を理解するためには以前の安定期の状態を把握する必要がある.急性増悪の原因は,気道感染によるものが最も多く,その他,心不全,喘息合併例における気道攣縮,気胸などがある.治療戦略としては,酸素療法,非侵襲的陽圧換気療法,侵襲的人工呼吸療法,薬物療法などがある.当院では,約200名の在宅酸素療法を実施している慢性呼吸不全の患者さんを管理しており,平均して患者一人につき年1,2回の急性増悪による入院がある.自験例を踏まえながら,多岐にわたるアセスメントの項目のなかでキーとなる項目について議論し,最近の治療の進歩を中心に治療戦略についてまとめた.

  • 冨岡 千比呂
    原稿種別: ワークショップ
    2007 年 17 巻 2 号 p. 119-122
    発行日: 2007/08/31
    公開日: 2017/04/20
    ジャーナル オープンアクセス

    慢性呼吸不全における急性増悪の最も主要な症状は呼吸困難の増強であり,咳および喀痰の増加,喀痰の膿性化・粘稠化,発熱,喘鳴などを伴うことが多い.急性増悪時の看護師の役割は,診療援助だけでなく,患者情報を収集しアセスメントを行い,共有化することでチーム医療が円滑に進むよう他職種との連携を図ることが重要である.患者とコミュニケーションを図り,身体的・精神的援助をし,再発予防のための患者指導を行うことも大切である.

ランチョンセミナーⅠ
  • 野村 浩一郎
    原稿種別: ランチョンセミナー
    2007 年 17 巻 2 号 p. 123-125
    発行日: 2007/08/31
    公開日: 2017/04/20
    ジャーナル オープンアクセス

    全身性疾患であるCOPDの管理において栄養管理は必須項目である.栄養指導の目的は体重増加に伴う病態の安定,急性増悪の回避,運動療法との相加効果といった具体的な目的意識を患者と共有することが大切である.栄養指導は早期から介入するが,段階的に目標摂取カロリーを上げながら患者をドロップアウトさせないように注意を払う.カロリー摂取は,呼吸商の面から脂質主体が望ましいが患者の嗜好も重視して継続できる内容とする.呼吸リハビリテーションにおける栄養指導は,常に運動療法との関係を意識したものでなければならない.

  • 高橋 仁美, 菅原 慶勇, 本間 光信, 佐竹 將宏, 塩谷 隆信
    原稿種別: ランチョンセミナー
    2007 年 17 巻 2 号 p. 126-131
    発行日: 2007/08/31
    公開日: 2017/04/20
    ジャーナル オープンアクセス

    安定期COPD患者に対する在宅での継続を目指した運動療法について,筆者らが考案した「座ってできるCOPD体操」を施行した経験を踏まえ概説した.運動療法を中心とした呼吸リハビリテーションは,ライフスタイルを改善する持続的なプロセスである.ライフスタイルの改善は,プログラムの開始から,フォローアップを通じて継続される.われわれ医療者は,「患者評価」,「患者教育」,「フォローアップ」に対して,労力を惜しまず地道に取り組むことが重要である.

イブニングセミナーⅡ
  • 井上 農夫男
    原稿種別: イブニングセミナー
    2007 年 17 巻 2 号 p. 132
    発行日: 2007/08/31
    公開日: 2017/04/20
    ジャーナル オープンアクセス
  • 北川 善政, 村松 真澄, 井上 農夫男
    原稿種別: イブニングセミナー
    2007 年 17 巻 2 号 p. 133-138
    発行日: 2007/08/31
    公開日: 2017/04/20
    ジャーナル オープンアクセス

    死亡率の高い老人性肺炎のほとんどが不顕性誤嚥による誤嚥性肺炎で,口腔常在菌が原因になることが多い.多くは嚥下反射や咳反射が低下し不顕性誤嚥を繰り返している.日常生活活動(Activities of Daily Living;ADL)の低下とともに口腔内環境が悪化すると免疫力も低下し,結果的に肺炎が重篤化する.口腔ケアは老人性肺炎を防止する最後の砦といわれている.口腔機能と全身との関係,経口摂取の重要性について概説し,口腔ケアを通して呼吸器感染症の予防,摂食・嚥下障害の改善,ADL,QOLの向上に歯科が貢献できることをお伝えしたい.

  • 村松 真澄, 北川 善政, 井上 農夫男
    原稿種別: イブニングセミナー
    2007 年 17 巻 2 号 p. 139-142
    発行日: 2007/08/31
    公開日: 2017/04/20
    ジャーナル オープンアクセス

    口腔は,生活の重要な部分を担っており,生きる意欲,ADL・QOLの向上には欠かせないものである.急性期から終末期まで,看護師が中心になって歯科と連携して口から食べる支援,誤嚥性肺炎の予防,口腔機能廃用予防を行う.看護師が口腔ケアをするメリットを生かし,病院でも在宅でも安全で安楽な,かつ,簡単で効率的,効果的な口腔ケアをチーム医療で実践することが大切である.

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