日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
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特別講演Ⅲ
終末期医療においての呼吸ケアはどう有るのが良いのか
藤川 晃成
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2008 年 18 巻 2 号 p. 83-86

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抄録

終末期医療としての呼吸ケアは生存維持に直接関係し,その緩和は特に重要である.死の恐怖や不安を伴う終末期の呼吸困難などの症状に,ホスピス・緩和ケアの技法の積極的な導入が望まれる.緩和病棟でよく用いる薬物を紹介する.医療者は,終末期を患者がどう過ごしたいか,家族はどう考え支えたいのか,あまり末期にならない時期(自己決定可能な間)によく話し合っておくことが肝要と思われる.

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© 2008 一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
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