高知大学医学部血液・呼吸器内科
2008 年 18 巻 3 号 p. 213-216
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閉塞性肺疾患のうち,気管支喘息および慢性閉塞性肺疾患はそれぞれ推定400~500万人が罹患している頻度の高い疾患である.高齢者においては典型的でない例が多く,治療においてはQOLの改善に主眼をおき,種々の副作用や薬物相互作用,不適切使用に留意する.また,高齢者では,多病性および全身性疾患としての側面に注意を要し,臓器特異的な診療では不十分であり,呼吸器ケアチームとともに包括的な対処が必要である.
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