日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
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原著
一般住民を対象としたCOPDスクリーニング手段としての修正版11-Qの有用性
及川 真人千住 秀明大曲 正樹大嶋 崇花田 匡利菊野 佑仁本田 純久木田 厚瑞
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2009 年 19 巻 1 号 p. 43-47

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抄録

慢性閉塞性肺疾患(COPD)をスクリーニングする質問票である11-Qを一部改変し,一般住民を対象とした際も,有用であるか検討した.11-Qの合計点は,COPDと疑われるものが有意に高値であり,質問票の感度と特異度は,79.2%と58.2%であった.この成績より,11-Qは一般住民においてもCOPDを早期発見するための手段として有効であると考えられた.

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© 2009 一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
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