日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
Online ISSN : 2189-4760
Print ISSN : 1881-7319
ISSN-L : 1881-7319
原著
パルスオキシメータと万歩計を用いた看護師による慢性肺疾患患者の生活動作指導効果
大我 仁美小野 清子野崎 博美北川 知佳宮本 直美角野 直城石 涼太力富 直人
著者情報
ジャーナル フリー

2011 年 21 巻 3 号 p. 259-263

詳細
抄録
呼吸リハビリテーション目的で入院した慢性肺疾患患者55名を対象に,24時間SpO2モニタリングと万歩計を用い入院時と退院前で比較検討した.退院前の歩数は入院時と比較すると増加しており運動量の増加がみられたが,それに伴うSpO2値の低下はなかった.ADL指導においてSpO2モニタリングと万歩計評価を活用することは,実際の活動量や低酸素血症を確認でき,看護師が個別にADL指導を行ううえで有用と考えられた.
著者関連情報
© 2011 一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
前の記事 次の記事
feedback
Top