甲南女子大学看護リハビリテーション学部理学療法学科
兵庫医科大学ささやま医療センターリハビリテーション室
伊丹恒生脳神経外科病院リハビリテーション部
2012 年 22 巻 1 号 p. 115-119
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歯磨き動作中の肺気量位および呼吸様式の変化を明らかにするため,健常男性16名を対象に3次元動作解析装置を用いて胸郭運動を測定した.測定は,椅子坐位で安静呼吸1分間,歯磨き動作を2分間実施し,肺気量位,呼吸様式を算出した.結果,安静時と比べ歯磨き動作時に呼吸数が増加し,肺気量位や呼吸様式の各パラメーターの変動係数も増加した.よって,歯磨き動作時は呼吸が速くなり,不規則な呼吸を呈しやすいことが明らかとなった.
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