日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
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ISSN-L : 1881-7319
原著
睡眠時無呼吸症候群患者への運動指導の現状と今後の課題
片岡 弘明北山 奈緒美石川 淳宮崎 慎二郎荒川 裕佳子森 由弘
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2012 年 22 巻 1 号 p. 89-93

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抄録

閉塞型睡眠時無呼吸症候群患者の外来での運動継続率が糖尿病患者,肥満患者と比較し低値であった.そこで,運動の実施状況や継続ができない理由,運動指導の改善点などを明確にすることを目的にアンケート調査を実施した.その結果,運動する時間・意欲がないと回答した者が多かった.運動の効果や方法を科学的根拠に基づいて指導するだけでなく,どのようにして患者の行動を適切な方向に導くかといった行動変容アプローチも必要である.

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© 2012 一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
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