国立療養所愛媛病院看護部
国立療養所愛媛病院呼吸器科
1994 年 4 巻 2 号 p. 105-109
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慢性呼吸不全患者の運動療法の導入を容易にすること,および移動能力を改善する目的で,歩行速度をパルスオキシメーターを用いて評価した.その結果,嫌気性代謝閾値(AT)以下の歩行速度ではSpO2が定常状態となり,その定常状態のSpO2が88%以上,または安静時からの低下値が8%以下となると考えられた.この基準を満たさない患者については,歩行速度を遅くすることにより,歩行能力の改善を試み,良好な結果が得られている.
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