県立宮崎病院内科
1995 年 5 巻 2 号 p. 65-68
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
呼吸不全をきたす重症肺炎患者の多くは基礎疾患をもっているので,基礎疾患を含む全身状態の把握が必須である.抗癌剤投与,エイズ,骨髄移植では感染症発症の時期,その種類が予測できるので,予防的治療,早期診断を行う.確定診断には起炎菌の分離・同定を行うが,適切な検体を得て染色,培養,抗原検索を行う.治療初期は経験的治療がされるが,起炎菌判明後は適応薬剤に変更する.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら