国立療養所南福岡病院
1996 年 5 巻 3 号 p. 157-161
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国立療養所24施設646例のHOT患者に対しSIPに準じた12項目のQOLのアンケート調査を行った.QOLの自己評価は,歩行,行動範囲,家事で特に低かった.HOT開始により,QOLが良くなったと回答した症例の方が多かったので,HOTは慢性呼吸不全患者のQOL向上に有用であると判断される.しかし,HOT開始により,社会生活,歩行,行動範囲など,QOLが悪くなったと回答した患者が22~27%にみられた.
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