札幌医科大学保健医療学部理学療法学科
1999 年 8 巻 3 号 p. 252-257
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HOT施行者154名に対し,ADLと住環境に関するアンケート調査を実施し,医学的所見とあわせて検討した.その結果,1)呼吸困難感は,入浴,階段昇降において重度で,入浴動作では髪や身体を洗う場合が強く,2)住環境に関しては,階段などの構造によってADLが制限されている場合があった.今後は,HOT施行者のADL能力を一層向上させるために,適切な住宅改造などによる住環境整備も積極的に導入すべきと思われた.
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