東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野
東北大学医学部第1内科
東北大学医学部第2外科
1999 年 8 巻 3 号 p. 258-264
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慢性肺気腫患者の肺機能,栄養状態,運動機能,在宅ADL能力の関連性と,これらの身体的因子がQOLにいかに関わるかをsickness impact profile(SIP)を用い検討した.各因子間で有意な相関がみられ,またSIPスコアは各身体的因子とよく相関したことから,慢性肺気腫患者のQOLには身体的因子が複雑に関与しており,QOLを向上させるには栄養を含めた総合的なアプローチの必要性が示唆された.
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