研究 技術 計画
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学際研究進展と大学組織改革の相互作用 : 東京大学における学際研究教育とURA配置の事例(<特集>研究開発における学際性)
山野 真裕
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2014 年 29 巻 2_3 号 p. 132-143

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抄録

学際研究の進展は,学問の進化の過程そのものである。学際研究進展と大学組織改革は,一方向的なものでなく,相互に作用を及ぼすものである。本稿では,東京大学大学院理学系研究科における事例として,(1)学際研究の進展に伴う組織改編および学際研究促進のための組織新設,(2)俯瞰力と独創力の養成を目指した大学院教育改革,(3)研究支援の専門職であるリサーチ・アドミニストレーター(URA)の配置を取り上げる。これらの3つの事例を通じて,学際研究の進展が大学の組織に変化を促し,また,大学が組織を変えることによって学際研究を加速させる様子を示す。また,学際研究促進のための,大学の戦略的な研究開発の支援を行う専門職の展望について述べる。

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2014 研究イノベーション学会
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