抄録
基礎化粧品の対面販売において、美容部員による肌診断は商品選びの手助けとなる重要なものである。最近では、肌測定機器で水分量や皮脂量を測ったり、肌の拡大画像を見たりして状態を診断するなど、より客観的なデータを提供することで消費者の信頼を得ているメーカーが増えている。 本研究では、消費者が対面販売を利用する際の問題点を考察し、新たに肌診断システムの提案を行うことを目的とする。 方法としては、アンケートを中心とした調査により、基礎化粧品を購入する際の消費者心理や行動を分析し、対面販売が抱える問題点を明らかにした。さらに、それらの問題点を考察することにより要件を抽出し、新しいシステムの提案を行った。 本研究は、消費者の基礎化粧品選びに重要な情報を与えると共に、メーカー側にとっても、リピーターの獲得という利益をもたらすと考える。