日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第52回研究発表大会
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大川JAPANブランド創成プロジェクトの計画プロセス
*森田 昌嗣清須美 匡洋
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p. 27

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抄録
わが国有数の家具産地である福岡県大川市は、主力商品の婚礼家具などの需要が著しく低下し、さらに東アジアからの価格競争により最盛期の半分まで売上が落ち込んでいる。このような状況の中で、今年度大川は、国際的に通用するJAPANブランド事業に採択された。本稿は、「大川JAPANブランド」確立のためのブランド計画プロセスを報告するものである。本プロジェクトは、九州大学、大川商工会議所、メーカー、デザイナーなどの連携により推進チーム“Team Okawa”を組織した。国際的家具ブランドの確立は、大川家具のデザイン力や技術力をさらに向上させ、高質で高価値化による国内外での市場競争力の強化が目的である。“新しい価値の提供”を考えたコンセプト開発、デザイナーとのコラボレーションによるハイクオリティなデザインなど、既存製品とは一線を画する商品群の開発を進めている。計画初年度は、都市生活の高密度な住空間において、日本独自のモデュールで、もっと人に優しい家具を見つめ直すことをブランド・コンセプトに、「ヒトよりの、ヒトのための心地よい美しさ」を目指した新たな家具ブランドを提案した段階である。
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© 2005 日本デザイン学会
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