日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第52回研究発表大会
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GIS(地図情報システム)を用いた防災マップ研究
*土屋 雅人
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p. 28

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抄録
自然災害の被害を抑えるための有効で且つ簡便なツールとして防災マップがある.防災マップは、地域住民が自分の住む町の災害危険性を知り,災害に関する知識を事前に正しく理解することで,災害による被害を軽減することを目的として作られている.この防災マップを作成するツールとして,街中の位置情報を扱うGIS(地図情報システム)と,どこでも簡単に情報収集できるGPS・カメラ付き携帯電話が有効であると期待されている.今回,神奈川県藤沢市辻堂地区近郊の防災マップを作成するために,2004年4月からの2ヶ月間,地元住民と連携して,街頭消火器,防災井戸,貯水槽などの現状調査を行った.その調査では,GPS・カメラ付き携帯電話を用いて緯度・経度の位置情報付の画像情報等を取得し,携帯電話のメール機能を用いてメールサーバーに送信し,データ変換ソフトを用いてGISに取り込んだ.そして,そのデータから,紙の防災地図と,Web用データを生成した.本研究では,この一連の調査プロセスの中で試用したITツールと,それらを用いて防災マップを生成するまでの検討プロセスと課題を紹介する.
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© 2005 日本デザイン学会
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