日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第52回研究発表大会
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総合病院サイン計画
麻生飯塚病院へのサイン提案
*葛西 優磨本郷 文夫
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p. 92

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抄録

 本研究は、総合病院のサイン計画提案である。院内の誘導サインは来院者にとって必要不可欠であり、多くの病院が工夫を凝らしている。その多くは「文字(内科など)+矢印」である。本提案は、「文字(数字)+矢印」を誘導の主たる表現とし、計画を進めた。内科・外科・小児科などのセクションを細かく分類すると30数科になる。■コンセプト1.「文字(数字)+矢印」を誘導の主たる表現とする。 数字は2桁までとする。2.数字選択はエリアごとに分類し、より分かりやすいサインとする。3.アメニティ空間の創出と平行しながらサインの色彩・サイズ・設置 位置を考える。 4.トイレからの目的地誘導を明確にする。5.他の情報と分離するあり方で、誘導サインのためのサイン平面を独自につくる。コンセプト1について:数字は文字サイズを極端に拡大でき、サインの視認性を高める。もちろん内科などの文字情報も併記する。院内での現在地地図も記載する。

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© 2005 日本デザイン学会
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