日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第53回研究発表大会
セッションID: A19
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マンガの定形的表現(マングル)のコミュニケーション能力に関する研究
*べ ジンソク笠尾 敦司
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抄録
マンガの定形的表現(マングル)を様々なコミュニケーションに生かす方法に関する研究を行っている。マンガの特徴として特筆すべきは、定形化された表現(マングル)が多用されていることである。それは、登場人物の感情を分かりやすく、かつ豊かにしている。代表的なのが、汗である。熱さだけでなく、驚きや不安、あせりや緊張といった心理描写を巧みに表現している。また、恋愛感情を表すハートや怒りを表す青筋(怒りマーク)など、ストーリーの中でも重要な場面で効果的に使用されており、登場人物の感情を強調しているだけではなく、登場人物の置かれている状況も表現している。我々はこのマングルを顔写真から作った線画に加えた物を作り、それに「マンガフェース(MANGAFACE)」と名付けた。このマンガフェースを絵文字の様に携帯で送り合うコミュニケーションも企画している。そのため、マングルのマンガもしくはマンガ以外でも利用のされ方、またそれらの日・韓での違いについて予備調査し、さらにマン符の感情表現としての効果に関する実験を行った。本発表では以上の結果とマンガフェースでの利用に関して述べる。
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© 2006 日本デザイン学会
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