日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第53回研究発表大会
セッションID: P34
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チャイルドケアロボット "PaPeRo"のシナリオデザイン開発とオブザベーション
*長田 純一佐藤 幹大中 慎一藤田 善弘
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抄録
近年、パーソナルロボットの開発に伴い、その性能や機能だけでなく、ロボットと接する人間に着目した研究や、ロボットデザインに関する研究が求められている[1]。とくに、人とのインタラクションに着目したロボットにおいては、動き、しぐさ、セリフ、口調、サウンドといった演出や表現部分がよりユーザの印象に対するインパクトが強く、シナリオのデザインがパーソナルロボットにおける重要な事柄となる。本稿で言うシナリオとは、ロボットの振舞いを記述するプログラムと、そこに記述された振る舞いのことである。本稿では、2005年に開催された愛・地球博に出展したチャイルドケアロボットパペロ(PaPeRo)のシナリオおよび開発プロセスについて紹介する。
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© 2006 日本デザイン学会
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