インターフェイスデザインに関連する領域の複合的な網羅と、デザイン評価システムの妥当性の検証を目指し、実験用Web Siteの運用を行い、インターネット上の評価システムと、実際の被験者を用いた実験の評価を比較することで、一定の有効性が明らかにした。そこで同一対象空間を撮影位置の高さを変えて撮影し、その高低の違いがインターフェイスデザインの評価にどのように影響するか検証する比較コンテンツを制作、調査を行った。その結果、実際の空間内で直立した場合の視覚的な高さと、選択された景観画像には相違があり、それらと景観イメージの開放性に関連があることが判明した。また、調査した空間を実際に体験した被験者と、体験していない被験者の間に、選択する画像の傾向に違いがあることが分かった。