日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第53回研究発表大会
セッションID: C13
会議情報

都市空間における構成要素情報と人間行動
_-_その2_-_
*池田 岳史川合 康央益岡 了
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
我々は都市空間内に存在する多様な構成要素から得られる情報を位置同定,経路選択といった行動に結びつけている。空間内で得られる情報の増加は,これらの行動の大きな手助けとなる反面,必要な情報の選別,抽出を困難にしている面もあり,特に公共空間においては大きな問題となりうる。そこで公共空間である駅構内を対象として利用者の連続継起的な視野変化の中で,サイン要素がどのように捉えられるのかを解析することによって,より駅利用者に分かりやすいサインの設置場所選択,サインによる誘導について検討する事を目的としたサイン及び駅空間利用者の動線調査を行った。調査の結果,特に空間内に存在するサインに関しより空間利用者の視点に近い形での抽出を行う事ができ,サインの設置位置,視距離,デザインといったサインそのものの問題,遮蔽要素の存在等設置環境の問題,周囲の景観情報との関係等様々な問題点が明らかとなってきた。これらの問題点をより明確にするためにもより詳細な分析が必要であると言える。また今後は利用者の動線調査の結果を加え,駅構内での利用者の流れとサイン調査の結果とを組み合わせた考察を行っていきたいと考えている。
著者関連情報
© 2006 日本デザイン学会
前の記事 次の記事
feedback
Top