日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第53回研究発表大会
セッションID: A09
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設計方法論の新たな体系化の方向
設計基本プロセスとその原理に基づく体系化
*田浦 俊春
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抄録
本稿では、設計方法論の体系化の方向について、新たな考え方を提案する。まず、ドイツを中心に提案されている設計方法論をとりあげ、創意工夫に関連の強い概念生成プロセスを対象に、その問題点を分析する。次に、設計手順の本質のある部分は、いくつかの基本プロセスに還元できると仮定し、設計基本プロセスとその原理に基づく、新たな体系化の方向について述べる。かりに、この仮定が成立するならば、設計手順はこれらの基本プロセスを組み合わせとして説明でき、これらの基本プロセスをもとに、具体的な設計手順を再構築できると考えられるからである。具体的には、基本プロセスとして、(1)「概念の抽象化と具体化のプロセス」、(2)「概念の合成と分解のプロセス」、(3)「主題的視点に基づく人概念とモノ概念の統合化のプロセス」、(4)「設計空間の生成プロセス」の4つのプロセスを設定した。さらに、この基本プロセスの視点から現在の設計方法論を分析し、その意味を明らかにすることを試みた。
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© 2006 日本デザイン学会
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