日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第57回研究発表大会
セッションID: F18
会議情報

台湾の博物館における展示デザインの変遷と展望
*陳 由宜諸葛 正植田 憲
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

台湾において、博物館事業が活発化したのは、1990 年前後のことである。この頃、政府の政策方針により、博物館は、従来の「文化機構」から「文化創意産業」へとその認識が転換された。また、1980 年代から、台湾国立自然科学博物館といった現代博物館が設立され、娯楽性および教育機能性を兼備するような設計が開始された。  ところで、博物館における効果的な展示方法は、以下のようにまとめることができる。 1)テーマの関連性を配慮した展示形式(歴史博物館など)。 2)相互活発化を導入した展示形式(科学博物館など)。 3)「美感」でイメージを導く展示形式(美術館など)。

著者関連情報
© 2010 日本デザイン学会
前の記事 次の記事
feedback
Top