日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第59回研究発表大会
セッションID: 6-18
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シュリンクラップモデリングによる3次元顔形状の生成
秋山 侑也河野 央小田 まり子
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抄録
本研究は、聴覚障がい児のための見真似発音練習システムに使用されるCG アニメーション学習教材制作のためのモデリング支援がきっかけである。このシステムで教材として使用されるCG アニメーションを作成するには、教材制作者がユーザの顔に似せた顔形状をモデリングする。現在、CG ソフトを使用してユーザの顔形状を作成しているが、制作者に技術や経験が求められる等、負担が大きい。そこで、本研究は、顔形状のモデリングの負担を軽減するために、自動化処理を取り入れたシュリンクラップモデリングにより、アニメーションに適した構造をもった個々のユーザの3次元顔形状を作成する手法を提案する。この手法は、事前に独自に定義した「マスク」を用意し、それをデジタイザデータに合わせて「シュリンク(収縮密着による変形)」させながらラッピングことで、最終的な顔形状を得る。シュリンクラップの方法としては、2つの異なるデータ間において、最も近い距離にあるデータに密着させるというシンプルな方法を用いた。その結果、モデリングに熟練した者ではなくても、各個人の顔に似た3 次元顔形状をアニメーションに適した構造で作成することができた。
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© 2012 日本デザイン学会
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