抄録
本研究は2008年から国土交通省九州地方整備局河川部と共同で行っている河川標識改善に関するプロジェクトの一環として実施したものであり、河川環境サインシステムデザインプロジェクトの継続研究として報告する。
旧ガイドラインの発行から2年近くが経過し、九州の河川では、旧ガイドラインのデザインルールに則った河川標識かあちらこちらで見られるようになったがm各河川で新しく設置された標識を概観すると旧ガイドラインの運用における様々な課題があることも浮き彫りになってきた。
そこで、本研究では現場での運用も視野に入れた改訂版ガイドラインを発行することを目的とし、河川管理者として標識の発注業務を行う担当者との協議を重ねながらガイドライン改訂版の内容の精査を行うこととした。旧ガイドラインに従って設置された標識の現地調査を実施し、旧ガイドラインが持つ課題を3つち抽出した。抽出した課題が発生した原因を分析し、これらの課題を解決するための改訂版の作成方針を設定し、ガイドライン改訂版の発行を実施した。