抄録
屋内の公共空間において、壁面は空間の構成要素の一つであり、面積としてもその多く占めている。そのため、壁面は空間全体の印象を決めつける重要な要素である。様々な演出の表現が可能なカンバス(canvas)のような壁面は、人々にとって空間のイメージ形成に大きな役割をはたすからである。本研究では公共空間であるNADYA PARK 2Fのアトリウムの壁面を対象として、現場の調査に基づいて、その「場所ならでの特徴」、「周辺の環境」、「外部からの要素」などを探り、アトリウムにふさわしい壁面の新たなあり方を提案したいと思う。