抄録
本研究は、「郷土愛」を育むデザイン教育の試みとして、和田中と美麻中の生徒たちとの連携で「郷土愛」を考え、生徒たちが地域に対する魅力に自分らの手で「触る・聞く・見る」という行為を繰り返しながら、その地域のタカラを掘り起こすことを目的としたものである。
これらを考え、和田および美麻のさまざまなの地域資源を再発見・再確認してみたところ、実にすばらしい地域のデザインに出会うことができた。その地域の顔は、その地特有の風土が長い年月をかけて形成してきた美しい自然であり、また、その自然を巧みに利活用してきた人びとの暮らし、生活文化の証である。生徒たちは、これらを熱心に探求し、最終的にすばらしい「形」にしてくれた。