抄録
モノの「移動」という、人間の経験的知識を活かした自然なアナログ的操作性と、デジタルの段階的な確実性を融合した、身体的GUIの研究を試みた。人が何かモノを移動させる時、無意識にその「モノの持つ視覚的な情報」と「移動させる目的」に合わせて適した行為を選択していることに着目した。そこで、条件に合わせて行為を無意識に選択するという関係性が、自然な身体的操作性としてインターフェースに応用することができるのではないだろうかと考えた。また、そのアナログ的な関係性を、どのようにデジタルインターフェースに応用すると効果的であるかの分析と検証を行った。