日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第59回研究発表大会
セッションID: 11-22
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津波避難誘導サインシステムに対する研究
平野部を事例にして
永山 雅大永山 広樹梨原 宏
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抄録
現在、津波到達の恐れのある沿岸地域では、津波から逃れることのできる避難経路、避難ルールは未整備のままに置かれている。また、海抜0mが続く平野部では、津波被害から逃れることは容易ではない。本研究は、津波被害を受けた宮城県名取市沿岸地域を対象に、その地区の復興のために必要とされる、誰しも従うことが必然であると認知可能な津波避難誘導サインシステムを提案することを目的としている。 現状の状況に関しては、地区ごとサインが流出している状況であり、そこに設置されていた津波サインは通常の道路標識設置基準によって取り付けられているため、個々の状況にあったものではない。 そこで、アンケート調査、シナリオ調査を行い、避難時に必要な要求項目、設計要素を抽出し、沿岸部復興にあたってそれぞれの地区に必要な役割と、広域避難経路図を作成し避難誘導サインシステムの大枠とした。 研究の結果、構想段階として、沿岸部の避難経路と沿岸地域に安全に住むことの可能な輪中住宅地の基本計画と、LED技術を用いた輪中住宅地内で使用される避難誘導サインの在り方を見出した。  
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© 2012 日本デザイン学会
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